労連第9次宮古毎日労組支援総行動

「バイク勤務強要は許せない」
砂川さん洲鎌さん契約更新交渉継続

新聞労連の第9次宮古毎日労組支援総行動が3月 31 日~4月1日に、沖縄・宮古島で行われました。全国から新聞労連・MICの組合員や地元沖縄のマスコミ労働者などが結集しました。九州地連からは本間中執、竹ノ内書記長、南海労組の長井勝一委員長、西日本労組の城戸克彦書記長、宮日労組の斎藤僚一書記長が参加しました。
総行動は午後6時から宮古島のレストランクールで開始。宮古毎日労組の非正規社員組合員である砂川さん、洲鎌さんへの新年度からの勤務が、またも「バイク勤務の強要」であることから、撤回の交渉を続け、午後7時半から団交を行うという経過が報告されました。
あいさつでは、新崎盛吾・新聞労連委員長が「労連の争議は宮古と山陽の二つになった。組合つぶしの策動は許さない」と述べ支援への結集を訴え、与儀武秀・沖縄マスコミ労協議長は「八重山新聞労組の就業規則不利益変更撤回の成果を追い風に、宮古毎日労組支援のため団交に臨みたい」と決意、恩川順治・宮古毎日労組委員長は「厳しい闘いが続いているが、支援を肌で感じ、たいへん力になる」と感謝を述べました。
その後、参加者は団交会場前へ移動し、各地連・単組ののぼりを立て交渉団の支援行動を展開しました。団交では、2人の「バイク勤務」撤回はなりませんでした。交渉はまとまらず、2人は4月1日から自宅待機(業務命令)で賃金は6割支給ということになり、契約更新交渉は継続となりました。
会場に戻った参加者からは「猛暑の宮古島でのバイク勤務強要は許せない」などの支援と連帯のあいさつが相次ぎ、有志カンパ、宮日労組から「激励寄せ書き」が贈られました。九州地連は泡盛物販の取り組みを表明し、全国の仲間への協力を訴えました。
翌1日は午前 10 時から宮古毎日新聞を全員で訪問する運動を展開。各自が名刺の裏に「バイク勤務は早急に撤回せよ」などの文言を記して、新聞社窓口で名刺を渡し新聞を購入しました。その後、レストランクールに戻り、「心身への負担が大きいオートバイ勤務を撤回すること」など4項目を記載した「洲鎌恵仁、砂川智恵の新年度労働条件に関する要請書」を宮古毎日新聞社に提出することを参加者全員で確認しました。
31 日の団交に先立って行われた学習会では、民放労連副委員長の安部昌男さんが「私と労働組合」と題して講演しました。安部さんは 1972 年、朝日放送の業務を担う(偽装請負)大阪東通という技術系プロダクションに入社、朝日放送の雇用差別撤回の闘いで、「派遣労働者の使用者ではない」として団交を拒否した朝日放送との団交権を勝ち取るまでの経緯を報告されました。また、その後の自らに降りかかった解雇争議の経験から、宮古毎日労組の闘いを「会社の行っているのは組合差別、人権侵害で、組合つぶしは民主主義を否定する行為。メディアとして決してしてはならない反社会的行為で、企業の社会的責任を放棄するものだ。それを正すのが労働組合だ」と締めくくりました。

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