MIC16 春闘福岡総行動アピール

新聞、放送など九州各地のメディアに携わる私たちは本日、「春闘勝利!くらし・いのち・平和憲法を守ろう!」をメーンス ローガンに掲げ、福岡市でMIC16 春闘勝利福岡総行動を行いました。
総行動には新聞労連や民放労連、地区労加盟等の労働者が、九州をはじめ全国各地から集まり、産別や地域の枠を超えて今春 闘に取り組むことを確認しました。
多くの人の命を奪い、生活を壊した東日本大震災から間もなく5年。私たちの生活や命、それを支える平和憲法を取り巻く情 勢は、ますます危うくなっています。集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に基づき、安全保障関連法が昨年9月に成立しま した。平和憲法をゆるがせにする安倍政権の解釈改憲と法整備に対しては、国会審議中から日本MICをはじめ、多くのジャー ナリストから多くの疑問点を指摘されてきました。法律の成立後も、多くの市民が反対の声を上げ、廃止を求め続けています。
しかし、安倍首相は、解釈改憲にとどまらず、夏の参院選を足がかりに、日本国憲法の改正に着手しようとしています。放送 を所管する総務大臣は、公平性を欠く報道をした放送局に対して電波停止を命じる可能性に言及しました。国民の権利を抑え込 み、政権批判を力ずくで封じ込めようとする姿勢を、我々は見過ごすわけにはいきません。
本日の講演で、九州大教授の南野森さんは「安倍政権は、憲法に縛られている権力者とは思えない禁じ手を繰り返している」 「憲法の命令を権力者がするりと抜ける。本来の憲法の力が落ちてきている。歯止めが無くなる恐ろしい国になりつつある」と 警鐘をならし、「憲法の正しい知識を持つことが大切。最後の砦はメディアと国民だ」と強調しました。
メディアで働く私たちは、ひるむことなく、国民に知らせなければならない情報は何が何でも知らせる、という決意を新たに します。
また、集会ではJAL不当解雇撤回裁判原告団や宮古毎日新聞労組より理不尽・不当な解雇や雇用について報告がありました。 業績の悪化などを理由に、その負担を労働者に押し付ける経営に対して、毅然とした態度で立ち向かわなければなりません。
春闘はこれからが本番です。私たちは生活者・国民の立場で、労働の対価と雇用の確保を訴え、労働者の暮らしと権利を守る 闘いに取り組みます。同時に平和主義をなきものにしようとする改憲の動きにあらがい、戦争の悲劇を再び繰り返さない運動を 大きなうねりにすることを誓います。

2016 年2月 27 日 MIC16 春闘福岡総行動

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