活動見直し案を提案 第3回常任委員会

南海日日労組結成40周年を祝う

南海日日労組40周年を祝い、乾杯する参加者

南海日日労組40周年を祝い、乾杯する参加者

九州地連は6月12日、鹿児島・奄美市の奄美サンプラザホテルで第3回常任委員会を開いた。また、常任委員会後、南海日日労組結成40周年記念祝賀会に参加。新聞労連・新崎委員長もお祝いに駆けつけ盛大に催された=写真。
常任委員会では、東京総行動(3月14、15)、労連中央闘争委員会(4月20日)、沖縄地連との合同役員会(5月14日)、東北地連定期大会(5月27、28日、福島)について活動報告した。
中闘会議では「書記処遇見直しで賃金を下げるのは大きな問題がある。財政が厳しいのであれば、労連収入を増やす必要があり、労連会費の値上げをすべきだ」との意見があったが、会費値上げは地連・単組から「現状では厳しい」との声が出て、今後の課題となった。次期労連役選については「委員長は北海道、書記長は神戸デイリーで選出を決めた。次期から専従でなくなる副委員長は、関東地連の千葉日報からだが、専従協定がなく上部団体の活動についても規定がないので、会社と交渉し年間50日の組合用務を認めさせ、選出に向けて前進した」との報告があった。
沖縄地連との合同役員会では25、26年度の労連書記長選出について論議、沖縄地連から「12、13年度に副委員長を選出した経緯もあり、次回の書記長選出については九州地連から選出してほしい」と正式に要請を受けた。東北地連定期大会では、熊本地震発生に際し、いち早くいただいた支援のお礼とお見舞いカンパの要請をした。
単組からは、朝日は出張宿泊費上限が東京、大阪方面のホテル代高騰により1万1000円から1万2500円に引き上げられた▽長崎はリオ五輪期間中、運動部から五輪へ派遣するので整理部から応援を出す▽配偶者出産休暇で長崎は2日が3日に、朝日は3日が7日に延長になった▽西日本は一時金が昨年冬に十数万円減となったことをベースにさせないための取り組みなどで、今夏一時金の大幅増を勝ち取り減額前に戻した――などが報告された。
議題では、次期地連役員を委員長は大分、書記長は長崎、副委員長は宮日、毎日、南日本、中執は西日本、青女部長は佐賀、会計監事は南海と共同から選出することを最終確認した。25、26年度労連書記長選出については、沖縄地連から正式に選出要請を受けたので、各単組で議論をして定期大会前の常任委員会までに結論を出し、地連として選出に合意ができれば、さらに地連内での論議を進めるスケジュールを確認した。
「熊本地震で被災した仲間へのお見舞いカンパ」は、6月9日現在で25単組238万1428円の集計状況が報告された。熊日からは「幸いにも人的な被害はなかったが、自宅が全半壊した従業員が7人(役員、嘱託従業員、採用者含む)出るなど多くの人が住居や家財に被害を受けた。社が被災状況をまとめている段階だが、従業員の約40名(半数は組合員)が被害額不明と報告している。社は被害額に応じた見舞金の支給(例えば被害額10万~20万円には1万円支給など)を決めた。加えて震災後、長時間勤務や休日出勤が常態化したため『特殊臨時手当』、『熊本地震特別手当』を新設した。組合も社が定めた基準に準じた見舞金を組合員へ支給する方針で、数百万円の支出を見込んでいる」と被災状況などを報告し、「地震直後に心のこもった激励のメッセージやお見舞いカンパなど、皆様のご厚意に感謝しております」と謝辞を述べた。その後、「お見舞いカンパ」の配分について論議し、他の単組の組合員には甚大な被害がなかったことから、カンパは全額、熊日へ贈ることを確認した。
宮古毎日労組支援については、泡盛物販が6月9日現在で10単組237口の集計状況が報告され、今後は宮古毎日労組作製の10周年記念タオル(1枚1000円)販売を進めていくことになった。
活動見直しについて、役員会から6項目(別掲載)を提案し、単組で議論することになった。また、長崎労組からは「長崎原爆犠牲者『慰霊碑』建立」への支援カンパの要請があった。その他、議案書や定期大会の対策を議論した。
南海日日労組結成40周年記念祝賀会では、主催者あいさつで長井・南海日日労組委員長が「組合を結成し困難を乗り越え、長い時間を経て労働環境は改善されてきた。40年続いたのは、支え続けてくれた新聞労連や九州地連の皆様のご尽力の賜物」とお礼を述べた。来賓の新崎・新聞労連委員長は国際ジャーナリスト連盟世界大会(フランス)からの帰りに駆け付け「今年も多くの組合結成周年行事が開催され出席させていただいた。組合結成の歴史をひも解いてみれば、労働者みんなで働く条件や環境を改善していくことだった。こういった行事は組合の原点を考え、確認しながら次に進んでいく良い機会であり必要なことだと思っている」とあいさつ。また、小石・九州地連委員長のあいさつに続き、各単組の常任委員からも祝辞を述べた。南海労組のOBや現役に九州地連の仲間も加わり、同労組の歩みを再確認し、40年の節目を祝った。

 

九州地連活動見直し案

1中間会計監査の簡素化
福岡総行動時と定期大会時の年2回に2人(南海労組と共同労組から選出)で行っている会計監査ですが、福岡総行動時は在福単組から選出の1人のみに行ってもらうことで、旅費等の経費削減を図りたいと思います。参加できない場合や会計監事が在福単組でない場合は、改革の趣旨を考慮し執行部で判断することにします。
2議案書製作費の削減
定期大会議案書の製作費を精査すると、年度ごとに大幅な差があることが分かりました(13年度9万円代、14年度30万円超)。九州内の印刷所に相見積もりを取ることで、より安価で製作が可能になると思われます。また、将来はデジタルデータとして単組配布が可能になれば、製作費はさらに下げられるのではないかと考えます。
3沖縄地連、東北地連との連帯、交流
九州地連は長らく沖縄地連、東北地連と連帯し、交流を活発にしています。この連帯と交流を絶やすことがあってはならないと考えます。労連の中執会議、中央委員会、大会等の際に、両地連との懇親会などを設け、3地連加盟単組の情報交換や交流をすることで、これまでの連帯と交流を発展させたいと思っています。そのうえで、両地連定期大会への九州地連役員の参加が隔年などにできないか、両地連と検討していきたいと思っています。
この件についてはすでに中執レベルで意見交換を行っています。皆さんの了承が得られれば本格的に話を進めていくことになりますが、友好地連であるため慎重に行います。早速ですが7月20日労連定期大会では、東北・北信越・沖縄・北海道地連との懇親会の計画を進めています。
4全国書記会議の各地連持ち回り化提案
新聞労連と九州地連が隔年交互に開催している全国書記会議ですが、開催単組の負担が大きいということが常任委員会で報告されています。各地連の持ち回りで開催できないかと、6月14日の中執会議で全国の地連に提案しました。労連ではなく各地連主催とすることで、労連未加盟の単組も参加でき、交流が図れるというメリットもあると思います。一方、労連は、労連が開催に携わっている諸会議に書記会議をセットできないかを検討しています。各地連の検討結果や労連の検討も含め、話し合いを継続していきたいと考えています。
5青年女性部、中高年部の余剰金の地連財政への繰り入れ要請
青年女性部、中高年部には毎年一定額の補助金を地連財政から支出し、自主的な活動をお任せしています。今後、地連財政は逼迫することが予想され、財政の健全化を図っていますので、両部にもご協力をお願いしたいと思います。まず、余剰金があれば地連財政への繰り入れを要請します。また、活動を制限することなく財政の効率化を図るために、収支の開示を検討してもらいたい旨を提案したいと思っています。
6副委員長の副書記長(準役員、事務担当)への振り替えを検討
20年度までの役員選出スキームは固まっていますが、21年度以降において副委員長1枠を、出張回数を減らし(役員会出席は初回、中間会計監査時、大会時の計3回)事務処理を主に担当する副書記長に振り替えることを検討したいと考えています。現在、役員業務が書記長と会計担当に偏重しています。その事務的作業を少しでも分担できれば、書記長と会計担当の負担も軽減すると思います。また業務で役員会等に出席しづらい職場からも、地連役員選出が可能になるかもしれません。無論、出張回数減での旅費経費の削減効果も見込まれます。

2016年6月 九州地連役員会

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