佐賀で第4回常任委員会

労連書記長選出方法を承認

経済支援は保留

九地連の第4回常任委員会は7月9日、佐賀市の佐賀新聞社隣ビルで開かれました。前日の佐賀労組市民対話集会に続いて9単組の常任委員ら16人が出席。前回常任委で提案した2025~26年度新聞労連書記長選出方法を、出席単組の全会一致で承認しました。労連書記長への経済支援策については、反対意見が出されたため保留しました。

各単組が協議内容を報告。選出方法は出席した全単組が了承したものの、経済支援策に関して朝日労組が反対しました。各単組の意見は次の通りです(発言順)。

▽佐賀労組「選出方法と経済支援策について、組合員から異論はなく賛同を得た。会社側とも協議し、来期の九地連役員が来社し、要望・説明する旨を伝えたところ了解を得た。専従協定については決して前向きな反応ではなかったが、協議には応じるとのことだった」

▽長崎労組「組合員から反対はなかった。皆でやらなければいけないならば、決めなければいけない。ただ、実質ウチから出せるのかという不安の声はあった。会社側と話したところ、前向きな答えをもらった。就業規則に文言が明記されていることもあり、(会社側は)それでいいのではと考えているようだ。万一、選出することになり、改めて協定を結びたいというのであれば議論に応じるとのことだった」

▽朝日労組「選出方法については可能な範囲で参加したい。経済支援について計3回にわたり討議した。新聞労連が支給する地連活動費補助の一部積み立てに反対の立場である。理由としては①朝日労組も拠出している労連費の一部が、九地連を経由するとはいえ、使途の明確でないものに充てられる。場合によっては個人の飲食に使われる余地があり、組合員に対して説明できない②領収書などで使途を明確にしても、組合員に目的を説明しなければならず納得を得られない③役員選出にあたり単組から行動費等の金銭的支援をしていない④労連から地連への活動費補助は個人に対する金銭的支援ではなく、言論・報道の自由を守る活動や労働条件の維持改善などに使うべきではないか-などである。自由参加によるカンパを考える余地はないのか。カンパであれば使途は制限されないだろう」

▽熊日労組「執行部で話し合ったが、結果としてはOKだ。単組から支出が増えるわけではないのでやってもらって構わないということでまとまった」

▽西日本労組「選出方法、経済支援策とも異論はなかった。経済支援の増額については、九州から東京へ転居する上、自身のキャリアにも関わる大変な問題でもあるため理解してほしいと伝えたところ、反対意見は出なかった」

▽毎日労組「特に異論は出ていない。もし本部が何か意見を言ってきたら早急に伝えたい」

▽南日本労組「組合員全員に対する一斉班会と中央委員会の決定をもって2案とも承認された」

▽宮日労組「選出方法と経済支援について執行委員会と全員集会で諮り反対意見はなかった。単組から過去に労連役員を2人選出している。当時単組から支援はなかったが、支援すべきだったと感じている。これからが選出の正念場であり、少しでも選出しやすい環境をつくることが大事だ」

▽大分合同労組「執行委で話し合い、異論なくこの形で進めていきたいとまとまった。会社側とも話し合い、要請行動については了解を得た。行動費については使途の明確化などクリアすべき課題はある。収入に当たるのであれば、税金等の問題も出てくるのではないか。選出された本人に迷惑を掛けないように支払っていいと思う」

 

読売西部労組は文書で回答を寄せ、選出方法については概ね理解、経済支援策に関しては提案の趣旨には賛同するとのことでした。南海日日労組、共同通信労組は欠席でした。経済支援策に関しては、九地連役員が再検討することにしました。反対意見を巡り、「帰省費用に使途を限定してはどうか」「カンパを検討しては」などの意見が出ました。最後に、第62回定期大会(8月23、24日、宮崎)に向けて、来期予算案の概略などを確認しました。

■単組報告■

朝日=65歳定年延長の会社案を受け入れ。全員投票で最終判断 西日本=会社が社内レイアウト変更を提案。現在新聞社が使用している10~13階を、10~12階に集約して家賃軽減を図る内容。豆腐販売を手掛ける「豆吉郎」(福岡市)を買収 ▼佐賀=佐賀新聞メディア印刷に労組支部を設立したことに経営側が反発。一時金交渉は本体労組と別に闘争したが大きな混乱なし ▼長崎=春闘と夏闘の一本化、非正規社員組合員化の是非を組合員投票で決定することを承認 ▼熊日=6月に組合主催で学習会開催。17年度執行部体制を決定 ▼大分合同=次長級以上に未支給である残業代について協議することを確認 ▼宮日=36協定を締結、宿直勤務を廃止し夜間当番を開始、順調に運用 ▼南日本=4月試行された「残業事前指示書」について取材現場からサービス残業の温床と強い不満。運用改善を会社側に要望 ▼毎日=人員減の中で業務削減を検討中。整理、校閲部門の大阪移管により労組支部の体制見直しも急務。※夏闘報告は省略

■今後の活動日程■

8月8、9日    長崎フォーラム(長崎)

8月22日     役員会(宮崎)

8月23、24日   第5回常任委員会、第62回定期大会(宮崎)

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