MIC12福岡総行動 吹雪の中に130人 春闘勝利へ天神行進

 九州各地の新聞社、放送局、出版社などで働く労働者の春闘行動イベント「MIC12福岡総行動」が2月18日、福岡市で開催されました。新聞労連本部役員や、東京、近畿、沖縄、九州の各地連の組合員やOBに加え、民放労連からも、九州地連の組合員・OBが参加しました。ほかにも福岡県労連や2010年末に日本航空から整理解雇された乗員が組織するJAL不当解雇撤回裁判原告団からも参加、総勢130人が「2012春闘勝利」への思いを結集するとともに、不当整理解雇への抗議の意思を表明しました。

 福岡総行動は、小雪の舞う須崎公園を出発し、天神中央公園をゴールとするデモ行進でスタート。出発前の集会では逸見明正福岡MIC代表が「雇用か賃上げかという二者択一でなく、どちらも求める権利がある」と挨拶。続いて新聞労連の東海林智中央執行委員長も「経団連は定昇凍結もあり得るというひどい迫り方をしているが、生活を守るためにも、是が非でもベアを取りにいかなければならない」と訴えました。

 吹雪状態の中でのデモ行進では、横断幕や幟、プラカードを掲げながら「くらし・いのち・平和憲法を守ろう」「核兵器をなくそう」「格差・貧困を許すな」などとシュプレヒコールし、12春闘勝利へ向けた私たちの思いを主張しました。天神中央公園に到着後は、天神の該当でメーンスローガンが書かれた「総行動かいろ」1000個を配布し、道行く市民の方々へも理解を求めました。

 続いて福岡国際ホールに移動し、春闘決起集会を開催しました。九州大学副学長で東京電力福島第1原発事故の政府の事故調査・検証委員会委員を務める吉岡斉(ひとし)氏が「福島原発事故の教訓と原発の将来」と題し講演、「今回の事故は、チェルノブイリ事故を上回る大量の放射性物質が飛散する危険性があった」として、最悪のシナリオも予測されたと警告しました。さらに「原子炉の解体・撤去や完全な除染は不可能」と指摘した上で、「人口減や脱工業化などでエネルギー需要は自然減が進んでおり、脱原発は十分に可能だ」と述べました。

 集会には「整理解雇の4要件」を無視した強制解雇から1年が経過したJAL不当解雇撤回裁判原告団も参加。3月末の判決を前に「闘えば職場を変えられることを知ってもらいたい」と支援を訴えました。

 最後に、「産別の枠を超え、命と健康、雇用確保を訴え、労働者の暮らしと権利を守る闘いに取り組む」とした「MIC12福岡総行動アピール」を参加者の拍手で採択しました。

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