5・15平和フォーラム&平和行進

沖縄の基地集中 目の当たり

 沖縄本土復帰の日(5月15日)に合わせて、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)や沖縄県マスコミ労協などによる「5・15平和行動」が、5月11~13日、沖縄県内で開かれました。本土復帰46年となる今年、沖縄をはじめ全国の新聞労連、民放労連から約70人が集結。九州地連から大村久副委員長、井上卓也副委員長、中島克彦副委員長、高力秀雄書記長、天本中執の5人が参加し、米軍基地を抱える沖縄県民に思いを寄せ、戦争を再び繰り返さないことを誓いました。

 初日の11日夕方、那覇市内で民放労連主催の第5回平和と憲法を考えるフォーラムに出席。「届かぬ憲法~ないがしろにされる沖縄の民意と人権~」と題し、関西大学法学部の高作正博教授ら4人がパネリストを務め、米軍基地問題などを議論しました。米軍ヘリのものとみられる部品が落下した保育園に子どもを通わせていた与那城千恵美さんは、子どもが巻き添えになったかもしれない恐怖や、飛行中止を求めたことなどに対して、言われもない中傷を受けたことなどを紹介。「同じ日本の子なのに、この差は何」と涙ながらに、不安な現状を訴えていました。
 沖縄タイムスの阿部岳記者は、作家の百田尚樹氏の沖縄県内での講演取材時に、最前列に案内され、講演中、何度も名指しされ、不適切な発言をされたことなどを紹介。根拠がない話により、デマやヘイトが横行しているとし、ジャーナリズムには、事実を掘り起こし、歴史、政治、社会の文脈に位置付ける力が求められているとしました。
 2日目(12日)は午前中、九地連役員会を開き、九地連メンバーは午後からフィールドワーク(現地調査)に合流しました。車上からキャンプ・シュワブや、ゲート前の座り込み抗議の様子などを見学。宜野湾市の嘉数高台公園に移動。展望台からは普天間基地が一望でき、住宅地のすぐそばに、数多くのオスプレイが駐機していました=写真。沖縄戦時の激戦地でもあり、日本軍のトーチカが米軍の攻撃の激しさを物語っていました。現地調査の最後に、那覇市の戦没新聞人の碑を訪れ、沖縄戦で犠牲になった新聞関係者14人の御霊に1分間黙とう。平和への誓いを新たにしました。
最終日の13日は、辺野古への新基地反対を訴える平和行進と、県民大会に参加。「マスコミは権力に負けない」「我々は沖縄の真実を伝えるぞ」などと声を上げ、普天間飛行場周辺の約7㌔を行進しました。

沖縄地連と今後も交流
九州地連と沖縄地連は12日夜、合同役員会を開催。1年おきに交互に互いの定期大会に出席するなどの交流の在り方を確認しました。本年度は沖縄地連の定期大会に、九地連役員が出席します。
 

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